2008年02月18日
アマチュア無線って
一体なんなんですか!?
アマチュア無線(アマチュアむせん)とは、通信技術への興味を満たしたり、同好の仲間との対話を楽しむために、事業ではなく趣味として行う無線通信である。他の無線通信と同様に、運用を希望する場合は当該国の免許を受ける必要がある。
愛好者を「アマチュア無線家」「ハム」(「豆知識」にて詳述)と呼ぶ。また、King of Hobby(趣味の王様)と言われることがある。
無線通信技術の商業利用が始まる前の時代では、マルコーニに代表される個人の研究者が技術的興味を満たすために無線機器を作って無線通信を行っていた。つまり、すべての無線がアマチュア無線だったのである。商業利用が始まってからも、無線通信技術の進歩にアマチュア無線家が果たした役割は絶大であった。特に当時は全く利用価値がないと思われていた短波帯を、低電力で全世界と通信可能な周波数帯であると確認した事は、全世界の研究家たちの業績に他ならない。そのため、タイタニック号事件を契機として国際的な電波管理の枠組みが構築され、電波の国家管理が始まった後の時代においても、アマチュア無線の保護には格別の配慮が図られ、幅広い周波数帯の利用が認められた。現在でも、中波からマイクロ波までの様々な周波数帯がアマチュア無線に割り当てられている。
携帯電話に象徴されるように高度化した現代の無線通信技術においては、アマチュア無線家の果たす役割は相対的に減少したと言えるが、しばしば争奪戦が繰り広げられるほど貴重な資源である周波数帯の利用が現代でも許されているのは、科学技術に従事する人材の育成に絶大な役割を果たしてきたからであろう。事実、電気・情報分野の第一線で活躍している科学者や技術者には、現役・元アマチュア無線家が多い。
日本でのアマチュア無線の歴史は、無線の実用化たる東京放送局(JOAK、現NHKの前身)のラジオ放送開始に先駆ける事数年、大正末期に「私設無線電信無線電話実験局」として認可された事から始まる。当時の電波は国家に管理されており、JOAKと言えども私設局に過ぎなかった。昭和に入ると国家総動員体制に組み込まれていき、各地で「無線義勇団」「国防無線隊」が結成される。しかし1941年12月8日太平洋戦争の開戦に伴い、同日、私設実験局の運用は禁止された。再開されたのは、戦後独立を回復した後の1952年のことであった。その後は、高度経済成長と、科学技術に対する国民の高い関心を背景として、日本のアマチュア無線は大いに発展し、1970年代には「趣味の王様」と呼ばれるブームとなり、1980年代には米国を抜いて世界最大のアマチュア無線人口を擁するに至った。
アマチュア無線の免許に年齢制限はなく、世代を問わずに楽しめる趣味である。電気工事、電話工事関係など、特にハム(アマチュア無線家)人口の多い職種も存在する。
アメリカ合衆国では、公共サービスとして地域パレードの通信などを行うなど、趣味の範囲を超える運用がされることがある。米国では開拓時代から現代までボランティアが大きな役割を果たしており、ボランティア活動にアマチュア無線が貢献してきたことから、国際法でのアマチュア無線の定義の範囲を超える運用を国内法で認めている。因みに、米国のアマチュア無線家の全国団体はアメリカ無線中継連盟(ARRL:American Radio Relay League)と言うが、これはボランティア活動のための通信を中継して広い国土に伝えるために、アマチュア無線家を組織化したことに由来する。
かつては外国の武力侵入があった際に、放送・商業通信が全て統制された中で、政府当局の厳しい監視を掻い潜り、スパイさながらに事件を世界中に伝えた事もあった(チェコ事件)。
このような社会的な観点はさておき、アマチュア無線を楽しむ人々は「純粋な遊びとしてみても、異国も含む見知らぬ相手との対話を求めるアマチュア無線には格別のロマンがある」と主張している(ヨルダンの故フセイン1世、モナコの故レーニエ3世もハムだった)。さらに、インターネットに比べてアマチュア無線は法律上、発信者の身元保証や通信内容について厳格に規定されており(虚偽の通信の禁止と罰則規定―電波法第106条)、法的には通信内容の正確性が担保されているにもかかわらず、現在の日本ではアマチュア無線家は減少傾向にある。これには以下のような理由があると見られる。
特定の相手との実用的な通信をしたい人は、購入するだけで簡単に使用できる携帯電話を使用する
見知らぬ相手や外国と交流をしたい人は、アマチュア無線よりも簡便なインターネットを利用してしまう
これらに比べて、アマチュア無線は免許(資格)の取得や監督官庁への開設手続きが必要であるなど、始めるまでのハードルが高い(後述の#免許制度や別項のアマチュア局の開局手続きも参照)ことが原因としてある。さらに、アマチュア無線をする人々が「ロマン」と感じる事柄に関しても、日本国内では「暗い」「意味がない」というイメージが浸透していることも原因のひとつである。
近年、周波数の枯渇が叫ばれるようになっており、趣味でしかないアマチュア無線が占有している周波数帯、すなわち一種の既得権益を減少させるべきではないか、という意見も多く聞かれるようになっている。また、アマチュア無線に対する日本国内のイメージも「King of Hobby」から「キモイホビー」「オタクの趣味」と変化してきており(ラジオライフ等により、"無線=盗聴"のイメージが流布された事も一因である)、趣味人口は減少している。こうした昨今の事情を反映して、例えば
アマチュア無線界から大きな反発を受けた電力線搬送通信やRFタグが認可される方向になる
注、電力線搬送通信は、短波使用者からみると広範囲にノイズを撒き散らすため大反発を受けているがRFタグは、特定の周波数に限られるため、保護を求めない事を条件するなど配慮のされているため反発はあるもののそれほど大きくは無い。(追記者)
秋葉原などを中心に日本各地に存在した、アマチュア無線関連の専門店の閉店が相次ぐ
大手家電販売店も、収益の悪化しているアマチュア無線部門から撤退する、あるいは開店当初から扱わない
といった状況がある。このようにアマチュア無線を取り巻く日本国内の環境は明るいものではない。
(以上、ウィキペディアより引用)
趣味にしてる人いますよね!
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